元シェアハウス住人の日記

とあるシェアハウス住人の日記。シェアハウス要素のない日記も多め。キャンプ初心者。休日はお出かけ派。逆流性食道炎で、お酒を控えて「腹八分目」を実践中。

シェアハウスといっても色々

シェアハウスに住んでいる、というと、だいたい友人からは「テラスハウスみたいなことあるの」と聞かれる。

私はテラスハウスを見たことがないので、答えられない。ただ、逆にシェアハウスといっても人数や雰囲気、できることやできないことがハウスによって異なるので、全部を「テラスハウスみたい」とひっくるめるのはナンセンスだとは思っている。

個人的には、シェアハウスの雰囲気は、人数の多さと、住人同士の交流の多さにより、かなり変わってくると思う。

1.住人の少ないシェアハウス

引っ越し前に物件を調べたりした印象、だいたい3~6人くらいで共同生活をする、というのがこの分類な印象。3~6人で1つ(男女混合だと2つあったりなかったり)の水回り設備を共有することになる。私はこのタイプのハウスには住んだことがないのでほぼ憶測だが…ハウスの規模も小さくなるので、住人同士交流(というか顔を合わせる機会)を避けざるを得ない気がする。

2.住人が多く、交流は少ないシェアハウス

かつて住んだことがあるシェアハウス(というか寮)はこのタイプだった。住人の数は多い(数十人~)が、みな何かしらの理由でそこに住んでいるため、交流をそこまで求めてはいない。また、シャワーやトイレが個室内にあると、部屋の外に出る機会が減るので、必然的に交流の機会も減る。また、交流もなく住人数が多い状況では、同じ建物に住んではいるが、顔を合わせたことがない住人同士も多いと思われる。そのため、テラスハウスとは似ても似つかない生活になるのではという印象(テラスハウス見たことないけど)。

他方、プライベートがしっかり確保されるので、好きな時間にシャワーを浴びることができるし、部屋着でも寝ぐせ付きの状態でも、誰にも見られる心配がなく、心は休まる気がする。

3.住人が多く、交流も多いシェアハウス

現在住んでいるタイプのシェアハウスは、私にはこのタイプに見えている。時間が合えば一緒にご飯を作って食べることもあるし、複数人で出かけることもある(出発地=家が一緒なので準備などもやりやすい)。

ただ、人数が多いので基本的には「みんなで何かする」というよりも、気の合うメンバーで遊ぶ、くらいの温度感である。全員の予定を合わせるのは至難の業だし、何より、人数が増えれば住人間に相性の良し悪しも出てくるからだ(シェアハウスに限らず、例えば40人学級の中に仲がとても良い人と、そうでもない人と、なんとも思わない人がいるのと同じ状況)。とはいえ、人数が多いので、仲が悪ければつるまなければいいだけの話なので、よっぽどなことがない限り生活に支障は生じない。

また、冒頭で「私にはこのタイプに見えている」とぼかした言い方をしたのは、何らかのアクティビティに参加をしたり、共用スペースを頻繁に利用していない人から見ると、同じシェアハウスでも印象が変わると思うからだ。

実際、引っ越して数カ月たつが、いまだに共用スペースで顔を合わせたことがない人、顔を合わせたことがない人すらいる(私だけでなく他の住人も)ため、住民全員が交流を求めているようにも思えない。おそらく、立地と家賃を優先的に考慮した結果ここに住んではいるだけ、という人もいるような気がする。

まとめ

まとめると、シェアハウスも人数や雰囲気(プライベート重視か交流多めか)により、雰囲気や住み心地がかなり変わってくる、ということだ。

また、ここでは触れていないが、男女別か混合か、住人の年齢層、ハウスにコンセプト(ある職業の人が多い、設備に特徴があるなど)があるかどうかによっても雰囲気が変わってくると思う。

一人暮らしや、実家暮らしにもいろいろあるように、シェアハウス暮らしにもいろいろあるんだな~と思ってもらえればうれしい。