先日、薬局で30枚入りの顔パックを購入した。
その日、私は暇で、ヨガに行く以外の用事がなかった。見たいと思いつつ見切れていなかったYoutubeはすべてキャッチアップしたし、ブログも書くネタが尽きた。そこで、自分磨きをするかあと思っていた。
そこで、ヨガの時間になり、練習に行ったのだが、帰り道、日用品を買いに行った薬局で30枚入りの顔パックに出会ったのだった。
私は、基本的に顔パックをしない。最大の理由は私が怠惰だからなのだが、もうひとつはパックの使い時と生活環境にある。
私（に限らずほとんどの人がそうだと思うが）は、風呂上がりにパックを使う。風呂あがり→スキンケア→ドライヤーという流れだ。髪を乾かすときにオイルをつけるのだが、そのオイルがついたてでスキンケアをしたくないというのがこの順番になっている理由である。
そして、私はシェアハウスのシャワールームを使うとき、共用スペース（女性用）で髪を乾かす。つまり、上述の順序でスキンケアを行う場合、顔パックをしているところをハウスメイトに見られる（可能性がある）ことになる。
女性同士だし、正直見られても悪くはないのだが、なんだか恥ずかしい。そもそも、顔パックはつけた後はよいが、つけているときは文字通り「面白い」状態でしかなく、積極的に見せたいものではない。ということで、私は引っ越してからも顔パックをつかわずにいた。
しかし、その日は、なんとなく自分磨きをしたい欲が高まっていた。自分磨き＝いつもしてないことを敢えてやる、という単純思考に陥った私は、薬局で見つけた顔パックを購入した。通常の怠惰さが生み出した「非日常」は顔パックだという、怠惰を象徴するような思考がみられた。
ちなみに、薬局には顔パックがずらりと並んでいて、正直どのブランドとか、どの成分が良いとかわからなかった。すると、考えることをやめた私は、スマホを取り出し、電卓を起動して割り算を始めた。
単純に、1枚当たりの値段を計算して、一番安いものを買った。1枚当たり23円だった。
私にとってはパックをすること自体が特別なので、そこにさらに「高級○○エキス配合」のような「特別」の追いがけは不要だった。
そんなこんなで、購入した顔パック。1日目はちゃんと使用した。明日も続くかな。3日坊主にならないようにしたいところである。
