元シェアハウス住人の日記

とあるシェアハウス住人の日記。シェアハウス要素のない日記も多め。キャンプ初心者。休日はお出かけ派。逆流性食道炎で、お酒を控えて「腹八分目」を実践中。

旅行帰りも楽しい

旅行に行くときの道中は楽しいが、帰り道は少し切ない。とりわけ、一人で帰り道の電車やバスにゆられていると、切なさが一層つよまる。

社員寮に住んでいた時は、実家から寮に戻るときや、旅行から寮に戻るとき、とにかく嫌な気分だった。大抵戻るのは日曜日の夕方なので、明日から仕事ということも相まって、会社を軸にした世界に戻っていくと、より強く感じられた。

しかし、シェアハウスに引っ越してからは、明日から仕事かあ~というしんどさはあるものの、家に帰ること自体のしんどさが減った気がする。なぜだろうか。

まず、真っ先に思い浮かんだのは、彼氏が家で待っているから、ということだった。特に、実家に帰るときや、シェアハウス以外のコミュニティでの旅行の場合、その期間中は彼氏と会うこともなければ、電話をすることもほぼない。そのため、数日ぶりに会える嬉しさから、家に帰ることの辛さが相殺される気がする。

しかし、旅行や近場のデートも含め、私が彼氏と一緒に外出をして家に帰るときも切なさ、はない。そう考えると、「家に帰ったら彼氏が待っている状況」でなくとも、切なさを相殺させる要素がある気がする。例えば、家に帰っても彼氏と思い出話を共有できる楽しさかもしれないし、仲良くしてくれるハウスメイトとの会話があったり、お土産をみんなが喜んでくれるところを想像するからかもしれない。

いずれにせよ、シェアハウスが私の家になってから、「おうちに帰るまでが旅行で、おうちに帰るまでも楽しい」と感じるようになった。旅行の余韻が長いていい気分だし、また月曜日からも頑張ろう、と思うことができる。そういう観点で、精神衛生上、自分はかなりシェアハウスとハウスメイトに救われている気がする。