元シェアハウス住人の日記

とあるシェアハウス住人の日記。シェアハウス要素のない日記も多め。キャンプ初心者。休日はお出かけ派。逆流性食道炎で、お酒を控えて「腹八分目」を実践中。

初期症状

新型コロナを発症したと思われる日、私は会社に出社していた。

おい、体調悪いなら外に出るなよ、とおしかりを受けるかもしれないが、初期症状が急に来てしまったのだから仕方がない。朝体調が良くても、夕方に急にダウンする、そういうこともあるのだなと身をもって実感した。

ここでは、初期症状が出てから発熱外来に行くまでの期間、いわゆる体調がもっと悪かった時の状況と、反省をまとめたいと思う。

1日目

夕方から全身の筋肉痛を感じはじめる。例えるならば、生理痛が背中と下腹部だけでなく、首以下の全身に出るような感覚。局所的な痛みや、抜歯後のずきずき血管が脈打つような痛みではなく、どこが痛いかピンポイントでわからない、全身を握りつぶされるような痛みだった。ちなみにこれ、新型コロナの2回目のワクチンを打った後の副反応とほぼ同じ反応。こな症状が出たのは新型コロナワクチンと、新型インフルの時だけだったので、この時点で新型コロナを覚悟し、シェアハウスの共用スペースの仕様をやめた(今思えばこの判断は正解だった)。

その晩は37度台の熱を出す。解熱鎮痛剤を寝る2時間ほど前に服用したので、今思えばそのせいで熱が低めだっただけかもしれない。

2日目

38度台の発熱で3時ごろに目が覚める。とにかくのどが渇くので脱水症状にならないよう水を飲む。筋肉痛はひどいが、痛み止めは不要なレベルだったので、そのまま二度寝した。

6時半に起床。熱は38度台後半。会社に発熱を報告し、朦朧とした頭で発熱した場合の対応を検索。居住地の役所HPに発熱外来リストが掲載されており、片っ端からかけてみるも「通話中」で予約できず。医療逼迫を感じた。ただ、座ることもままならない体調だったので、今思えば無理にこの日に発熱外来に行こうとしなくても良かったかも。電話をひとしきりしたあと、ずっと寝ていた。

反省

  • 発熱外来の中には、かかりつけ患者のみ受け入れるところもある。逆に、病院によっては、提供サービスによりかかりつけ患者でも発熱者あ受け付けられないケースもある(人工透析を行っている病院など)。自分のかかりつけ病院が発熱外来対応可能か、健康なうちに確認しておくとよい
  • 発熱外来はすぐ予約が埋まる状況だった。他方、発熱直後に行かなければあらないわけではなく、「1週間以内に発熱があった人」を対象にしていることも多かった。そのため、体調が非常に悪いときに無理して発熱外来に行こうとせず、自分で病院まで行ける状態になってからの受診でよいと思う。私が行った病院も、症状が出てすぐの場合は再診をお願いする可能性あり、と予約時に案内していた。

3日目

これまでなかったのどの痛みと咳で起床。他方、筋肉痛はほぼなくなり、熱も36度台後半~37度台前半で安定するようになった。昨日と異なり、起き上がってPCを見られるくらいには回復。それでもずっと起きているのは疲れるので、時々ベッドに横になりつつ休憩。

朝から発熱外来の予約に奔走。2時間格闘の末、翌日の予約を完了。嚥下痛もあって食欲があまりわかないが、ハウスメイトが差し入れてくれたバナナやゼリーを食べて、最低限のエネルギーで体を回す。

反省

  • このタイミング知ったが、発熱外来が予約できない(=医師の診断がない)場合でも、薬局で購入できる検査キットを利用し、陽性であれば、医師の診察がなくても、役所に届けの上、自主療養をすることも可能だった。あいにく、検査キットを持っていなかったので、発熱外来を優先したが、この日に予約が取れなければ、自主療養に方針チェンジも考えていた。

4日目(発熱外来受診)

寝起きの体温は36度台。熱と筋肉痛は完全におさまった。席とのどの痛みが引き続き残っているほか、鼻水・鼻詰まりも気になるように。

久しぶりの外出は、暑さとエネルギー不足でふらふらしたが、無事病院へ。

発熱外来を受診し、鼻綿棒タイプのPCR検査を行う(もう二度とやりたくないです)。7時間後に結果報告、予想はしていたが陽性だった。

 

とまあ、ここまでが発熱外来にいくまでの、もっとっも体調が辛かった時の様子。1日目と2日目は、明らかに普通の風邪ではない症状があったが、3日目からはちょっと風邪をこじらせたときのような状態に。

人それぞれ症状は異なると思うが、ワクチンの副反応を覚えていたことが、コロナを疑い、他人との接触を避けるようにしたきっかけになった。ワクチンを打っても感染してしまったが、感染に早めに気付き、かつ呼吸障害や味覚障害などもなかったことを考え、なんだかんだ売っておいてよかった...と思うことにしている。

ともかく、早く治って解放されたい。