元シェアハウス住人の日記

とあるシェアハウス住人の日記。シェアハウス要素のない日記も多め。キャンプ初心者。休日はお出かけ派。逆流性食道炎で、お酒を控えて「腹八分目」を実践中。

楽しみの依存先は複数でいい

投資でも、人間関係でも、どこか1部にだけ過剰に寄りかかるよりも、いわゆるポートフォリオのようによりかかる先を分散させた方がよい、という話はよくきく。

私がこの考え方を学んだのは、学生時代の金融の授業で、企業のポートフォリオを勉強した時だった。そのため、最初は投資や企業のカネの動かし方にかかわる文脈でこの考え方を覚えた。最近は、資産形成だけでなく、自分の生活や人間関係などにおいても、この考え方は使えるものだなあと感じている。

なぜ最近、こんなことを考えたかというと、既出ではあるが人間関係と、余暇の過ごし方をふりかえったとき、この考え方をしていることが多いと気づいたからだ。

私は彼氏と同じシェアハウスで生活しているが、以前別の記事でも書いたように、彼氏は私より仕事が忙しい。正確に言うと、納期に追われるという意味での忙しさはあるのだが、どちらかというと、趣味が仕事になっているので、暇なら常に仕事をしているような感じである。

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そのため、土日もお構いなく仕事は入るし、一緒にお出かけはあまりしない。近所のスーパーに一緒に行くくらいである(ちょっと寂しい)。さすがにデートを仕事でドタキャンされたことは未だにないが、かわりにデートの提案時点で「その日は仕事だ」と言われた数は少なくない。

彼氏が仕事なら、友人と遊べばいいじゃない

彼氏が土日どちらかは仕事であることにももう慣れた。最近は、遊びに行きたいところや、どうしても行ってみたいお店があれば、友人と一緒に行くことが増えている。彼氏に提案してダメだった時、次にいつ行けるからちが明かないので、自分の熱が冷めないうちに、気の合う人と一緒に行きたいからだ。無理に予定を合わせて出かけたり、逆にいつまでたっても行けず、食べ物の旬の季節やイベントの開催期間を過ぎてしまったらもったいない。

それに、仕事をしてから気付いたが、自分の会社以外の人と話す機会はそうそうないので、彼ら・彼女らの話を聞くと、新鮮な気持ちや新しい発見ができる。

そういう意味でも、すべてのおいしいものや楽しい経験、おもしろいことを彼氏と共有しようと頑張らなくてもよい。むしろ、気の合う友人や職場の同僚など、その時タイミングが合う人と、少しずついろんな思いでを共有したっていいのである。恋人、友人、同僚、と人間関係を話すときに使われるカテゴリー名が違うだけで、みんな私にとっては大切な人である。

自分で自分を豊かにする

とはいえ、彼氏とも友人とも予定が合わなかったり、天気が悪かったり、遊びたくても金欠で叶わないとき、というのも時々ある。最近だと、結婚式に参加した月はだいたい財布が苦しいので、式がない週末こそ倹約に励む必要がある。

そんな時は、読書をしたり、ヨガをしたり、ジムのサウナで汗を流しつつ物思いにふけったり、はたまたこのブログに思いのたけを綴ってみたりと、自分を内省したり、共用を増やすために時間を使う。

別に週末はお出かけしないといけないなんて法律もないし、彼氏と過ごさないといけないなんて決まりもない。さらに言うと、週末は私にとっても休みであるので、その日まで彼氏にあわせて仕事をする必要もないのである。

私はゲームやアニメはよっぽどのこと(療養など)がない限り、できない質なので、ヨガ(その後のサウナ&温泉もセット)や読書、ウィンドウショッピングをしていることが多い。

でも、こうやって、自分が何をすることが好きで、何をすると癒されるかわかっていると、彼氏や友達と遊ばなくても、心はさみしくない(これが永遠続くとなったら違うだろうけど)。

自分を楽しませてくれる相手は複数でいい

彼氏の仕事が忙しく、デートに行けなかったり、彼氏は忙しいのに自分はぽっかり時間が空いている、なんてことが多いが、そういうときこそ、友人やヨガ、読書など、それ以外の楽しみに、いい意味で依存している。もちろん、あまりに放置されたらさすがにくぎを刺してもいいんだろうけど、自分も過去に激務だった時期があり、彼氏の気持ちは汲める部分もあるので、いまのところくぎを刺すつもりはあまりない。

むしろ、彼氏以外にもたくさんのいい友人がいて、趣味を楽しめるだけの収入があることに感謝しつつ、楽しい時間を過ごしたい。