ルーティーンというと、ナイトルーティーンとか、モーニングルーティーンとか、数時間の時間の中でどんなことを、(大抵それは)順番通り行うかを紹介するものが多い。ただ、私のルーティーンは、もっと短い時間の中で展開される。それは、寝る前15分間の歯磨きタイムである。
なぜ歯磨きなのか
端的に言うと、私は虫歯ができやすいので、それを防止するために、歯科医さんから勧められた歯磨きや、グッズを使ったケアを行っているからである。
社会人1年目にして、虫歯が2本見つかり(しかもうち1本は数か月前に治療完了したやつ)、歯医者に通うことになった。その歯医者では、治療に加えて、歯磨きの方法も指導してくれるのだが、私は歯磨きが下手くそすぎたらしい。
歯磨き指導は、通常の歯磨きをして来院→プラークテスト→プラークの残り具合が20%以上の場合、指導を受けたうえでクリーニング、という流れだった。プラークテストで汚れの残り具合が20%以上になると「再試」となり、次回来院時もプラークテストを受けることになる。20歳過ぎて、私はこの「再試」を5回ほど受け、都度鏡を持ちながらマンツーマンで歯磨きの方法をレクチャーしていただいたのだった。
そのおかげか、さすがの私でも正しい歯磨きの方法というのがもはや体(主に右腕から先)に叩き込まれた。歯磨きの時に気を付けるべきことは毎回頭に思い浮かび、歯科衛生士さんの指導を思い出しながら毎日歯を磨いている。
歯磨きルーティーン
歯磨きルーティン自体はいたってシンプルだ。全体磨き→ポイント磨き→デンタルフロスがけ→うがい→マウスウォッシュ→うがいで終了。そして、最後に夜寝るときだけつける歯列矯正器具をつけて就寝だ。
ちなみに、歯磨きグッズにもそこそここだわりがあるのだが、それは以下の記事で参照いただきたい。
使う道具は、歯ブラシ(普通サイズ)、歯ブラシ(ポイントブラシ用)、歯磨き粉、デンタルフロス、タンパク汚れを落とすマウスウォッシュ、そしてコップである。
- 普通サイズの歯ブラシ(硬さ:普通)に歯磨き粉をつけて、上下、裏表を磨く。歯ブラシはえんぴつと同じ持ち方で。こうすると、力が入りすぎず、かつ細かくブラシを動かすことができる、と歯医者さんで指導された。
歯磨き粉は上述のブログにも記載しているが、夜は歯周病予防のシュミテクトを使用することが多い(朝は着色防止用のもの)。奥の方は磨きの腰が多くなりやすいので念入りに。ちなみに、奥歯の側面を磨くときは口を「イ」にすると、ブラシが奥まで入りやすいのでおすすめ(これも歯医者さんからのご指導)。 - ポイントブラシで奥歯や歯の生え際、出っ張っている歯を磨く。鏡を見ながら、念入りに。
- デンタルフロスをかける。必ず、うがいをする前(=歯磨き粉が口の中に残っている状態)にフロスをかける。歯医者さん曰く、こうすることで、歯磨き粉の成分が歯間に入り、クリーニングできるのだとか。
デンタルフロスにはこだわりがあるので、以下の記事もぜひ。
- うがいをして歯磨き粉を落とす。
- マウスウォッシュでタンパク汚れを落とす。最近は、母の勧めでこれを利用。ちなみに、歯磨きだけでなく、ちょっとしたうがいにも使う(こっちの方が汚れが出てくる)。
- 再度うがい。
- 綺麗になった歯に、リテーナーをセットして就寝。リテーナーは入れ歯用洗剤で消毒済みのもの。歯列矯正を行ったので、これをつけないとだんだん歯がもどっていく。実際、旅行で3日間ほどリテーナーをつけずに過ごした後、はめたらとっても痛かった。
以上が私の歯磨きルーティン。磨いてフロスかけてうがいして、リテーナーをはめる、というのが恒例で、所要時間15分程度。
どうでもいいけど、スーパーで入れ歯用洗剤を吟味するときはいつも少しだけ面白い気分になる(この子、若いのに入れ歯なのかしら、と思われてるかなとか)。入れ歯用洗剤だけど、リテーナーの消毒にはぴったりなんだよな。
そんなわけで、今日も歯を磨いて寝ます。おやすみなさい。