はてなブログの今週のお題は、「最近おもしろかった本」とのこと。
このブログでは、普段あまり読書のことは書かないのだが、実はそこそこ本は読んでいる。このブログでそれを書かないのは、読書用のブログを別途使っているためだ。
▼読書録ブログ(ちょっと前までは雑記だったが、最近は読書関連の記事メイン)
今回は、その読書ブログを引用しつつ、最近読んで面白かった本を2冊紹介する。
いつ読んだ本か
いずれも、8月某日のキャンプの際に読んだ本である。
テントをセットして、昼食を食べ、散歩をしたのち、ほろよいを飲んでほろ酔ったりしながらこの本を読んだ。
いずれも読みやすい短編小説形式なので、一気に読めてしまい、キャンプの昼下がりで2冊を読破した。
おもしろかった本
1冊目は、森沢明夫さんの『大事なことほど小声でささやく』。メインキャラクターはあまり身の回りにいなそうな強烈な感じなのだが、その周りにいる人や、彼ら全員が抱える何かしらの悩みや葛藤は、自分や周りの人が経験した(する)ことがありそうなものばかり。
悩みの内容がリアルすぎて、自分ならどう悩むかな、とか、自分もこんな気持ちになっちゃう!とどきどき、ハラハラ、ときにホロリとしながら読むことができる。
2冊目は、綿矢りささんの『憤死』。
リアリティのある内容なのだけど、ぞくぞくする、少し不気味な感じもあって、おもしろい。リアリティある世界なのだけど、ちょっと怖いもの見たさも抱きつつ読む本という感じ。
ちなみに、タイトルにもなっている「憤死」がいちばんおもしろかった。ネタバレが平気な方は以下のブログからぜひ詳細をご覧ください...。
読書の秋ということで、ぜひ何かあてはないけど本を読みたいなという方、上述の2冊、おすすめですので、ぜひ。