元シェアハウス住人の日記

とあるシェアハウス住人の日記。シェアハウス要素のない日記も多め。キャンプ初心者。休日はお出かけ派。逆流性食道炎で、お酒を控えて「腹八分目」を実践中。

兼務

めずらしいことではないと思うが、会社に「兼務」というシステムがある。

A部署にいながら、B部署でも働くということだ。2足の草鞋を履くかんじ。

兼務の中には、A部署→B部署に行くまでの引継ぎや準備のために一時的に2足の草鞋を履く短期的なものと、長期的なものがある。短期的な兼務は、B部署に行くための手続きや、必要な説明を受ける、受け身な業務がほとんどだ。すべての引継ぎや準備が終わったら、兼務が終了(=A部署から異動)になる。

他方、長期的な兼務とは、2足の草鞋を数か月間履き続けることである。AからBに移るためではなく、AもBも両方こなし続けるタイプの仕事だ。

私は過去に両方のタイプの兼務をしたことがある。短期的な兼務は一時的に仕事が増えて、少し大変になるが、終わりが見えている状態がほとんどなので、そこまでない。しんどくない。

他方、長期的な兼務は、シンプルに仕事が増えた状態が続くので、体力的にしんどさもある。特に、A部署とB部署の業務に一切関係がない場合、A部署の業務を薦めれば相乗効果でB部署の仕事も進む、ということが生じない(事務手続きのやり方を、A部署ではこうやってたから真似しよう、と転用することはできるけど)。

過去に、長期的な兼務をした際、A部署とB部署の繁忙期が2か月ほど重なったときがあった。この時期は、毎朝執務室の電気をつけ、毎晩消すような仕事の仕方をしていた。幸い、メンバーに恵まれていたので、仕事は楽しかった。そんなわけで残業時間は過去最高を更新し、残業代がたくさんついて収入は増えたのだが、お金を使う時間が減ったので、ただ貯金が増えただけで、プライベートで使う時間もお金も大幅に減った。

 

さて、そんな私だが、この度、再度、長期的な兼務を引き受けた。長期と言っても、おそらく期限は年度末。4か月猛烈に働けばよい。正直、今の部署の仕事に慣れて、時間的余裕ができたタイミングではあるので、前回ほどはこまらないと踏んでいる。

そして、完全にプライベートな理由だが、最近、彼氏が忙しすぎて全然デートができていない。放っておかれることにはさみしさもあるが、それも慣れてしまった。むしろ、さみしいと思う暇がないくらい、働いてやろうじゃないかと思っている。

気分を惑わすために、なんてとても上司の前では言えないが、それをモチベに兼務を頑張る所存だ。残業代が普段より多めについたら、漢方、ネイル、外国語学習...自分のためにお金を使ってやる。胃を壊さない程度にがんばるぞ~