彼氏と付き合う前に、いろいろおしゃべりをしたのだが、その中で最も驚かれたのは、私がよく聞く音楽がメタルであるということである。
元からメタルをよく聞く人間だったわけではなく、むしろ、最初はあんなやかましい曲...と思って避けていた。なんなら、大学時代の先輩にめちゃくちゃメタルが好きな方もいらしたが、おすすめを聞くこともしなかったし、何ならその人が好きなバンドも知らない。
そんな私がなぜメタルを聞き、よく聞くようにまでなったのか、それを今回はまとめてみたい。
きっかけはSpotify
まず、最初にメタルを聞くきっかけになったのは、Spotifyだった。
Spotifyには、Discover Weekly という機能があり、週ごとにおすすめの曲をまとめたプレイリストが作成される。
新型コロナで在宅勤務が増えた結果、私はSpotifyでニュースを聞いたり、お気に入りのプレイリストを聞いたりしていたのだが、飽きてくるとDiscover Weekly を聞き、新しいお気に入りの曲がないか探していた。
そうした中で、たまたまそのプレイリストにメタルが入ったのだった。
アレンジされたメタルを聞いてメロディにはまる
SpotifyのDiscover Weekly でメタルに出会ったわけだが、最初からメタルを聞いたわけではない。メタルに限らず、ゲーム音楽やJ-POPにも当てはまるが、私はそれをオーケストラバージョン(歌詞なし)にアレンジしたものを聞いた。厳密にいうとオーケストラではなく、電子音も入っているのかもしれないが、とにかく、原曲ではなく、アレンジされた曲を最初に聞いた。
このアレンジがうまく、原曲のメロディは遺しつつも、やかましさは抑えられ、代わりに雄大さが加わって、私がもろ好きなタイプの曲調になっていたのだった。
原曲を聞いたら、意外とやかましくなかった
Discover Weeklyで、アレンジされたメタルを聞き、そのメロディが気に入った私は、原曲を聞いてみることにした。この時点では、原曲がメタルとは知らず、むしろゲーム音楽か何かかと勘違いしていた。
原曲がメタルだったことを知って最初は驚いたが、聞いてみると、意外と歌詞が聞き取れるしやかましくない。しかも、メロディ自体は好きなので、仕事をしながらでも聞けるような気がした。
それまで、メタル=何言ってるかわからないくらい叫んでいるだけ、という雑な先入観を持っていたが、実際に聞いてみるとそんなことはなかったのだった。百聞は一見に如かずというが、百聞は一聴に如かずだなあと思った。
私がハマったバンド
そんな経緯でメタルを聞くようになったのだが、まだ聞き始めて1年ということもあり、基本的には引き続きSpotifyのおすすめ経由で新曲に出会う、ということが多い。
とはいえ、よく聞くバンドもあって、例えばサバトンの曲は頻繁に聞いている。メタルのジャンルには詳しくないが、パワーメタルというものに分類されるらしい。むしろ、上述のアレンジされたメタルはサバトンの曲だったこともあり、メタルを聞くきっかけになったバンドともいえる。
ちなみに、上述の原曲とアレンジされた曲、というのは以下のような例がある。
▼原曲
▼アレンジ(シンフォニックバージョン)
きっかけはどうあれ、気分が上がったり、作業に集中しやすくなるような音楽に出会えると嬉しい。
興味があれば、毎週月曜日のDiscover Weeklyの更新、そしてサバトンなどメタルもぜひ聞いてみてほしい。