悪魔的な香り
先日、健康診断のため絶食をした。前日は晩御飯を食べても良かったのだが、ヨガに行って帰宅したらすでに夕食のタイムリミットを超過していた。そのため、運動後にもかかわらず、図らずも晩御飯抜きという状況を創り出してしまった。
とはいえ、水や白湯は飲んでもいいらしい。少しでもお腹を膨らませて、空腹を紛らわそうと、お湯を沸かしに行った。
シェアハウスのキッチンに行き、この判断は間違いだったと痛感した。まず、キッチンがいい匂い過ぎた。誰かお肉焼きました?といういい匂いがしたし、何なら目の前でニンニクと野菜の炒め物を作っている人もいた。こういう匂いは空腹に効く。おそるべし、シェアハウスのキッチン。
結局、湯を沸かす間の数分間、頑張って耐えて、湯を沸かし終えたのち即行で部屋に戻った。部屋干しされた洗濯物から漂う洗剤臭で空腹感を消し去り、白湯を飲んで物理的に空腹をごまかすのであった。
所感:20時までに晩御飯は食べたほうが良い。家の中に、勝手に「行ってはいけない場所」が生まれる可能性がある。