元シェアハウス住人の日記

とあるシェアハウス住人の日記。シェアハウス要素のない日記も多め。キャンプ初心者。休日はお出かけ派。逆流性食道炎で、お酒を控えて「腹八分目」を実践中。

好きだった給食のメニュー

保育所から小中学生時代まで、毎日給食にお世話になっていた。中学生になると、体も大きくなるので、給食直前はいかにおなかの音を鳴らさないようにするかに努力をした。

そんな中で、いちばん好きでもあり、思い出に残る食べ物は揚げパンだった。

私の地元の揚げパンは、ココアか黒糖かわからないが、とにかく茶色い粉がまぶしてある揚げパンで、あまくておいしい。しょっぱめなおかずと牛乳によく合う味だったので大好きだった。

しかし、揚げパンが出た日は100%喜びきれないときもあった。それは、揚げパンを入れて食べるビニール袋を忘れてしまったときだ。

揚げパンの粉が半端なく手に就く上に、当時の私たちは白い体操着を着て給食を食べていた。そのため、粉がうっかりこぼれると、昼休みが終わっても、服には給食の跡が残ってしまい、いささか恥ずかしい思いをする羽目になる。

小中と9年間の生活に揚げパンが登場する中、小学校低学年のときは、よくビニール袋をわすれて友達(必ず多めに袋を持ってくる、準備のいい友達がいた)にもらったり、うっかりもらいそこねたときは、花粉症の友人にティッシュをもらって、それで耐えたりもした(油でぎっとぎとにはなるけど)。ただ学年が上がるにつれて経験値増加+机にストックを入れておいたりして、粉に苦しむことは減り、揚げパンの日を純粋に楽しむことができるようになった。さらに、自分が当時気になっている人が、きっと袋お忘れるであろうことを見越して、その子と喋りたいがために、あえてその子のために袋ストックを用意したこともあった。気になる子と話すきっかけになると、揚げパンの日は給食が120%楽しい。

今では揚げパンを食べることが減ってしまったが、ときどきスーパーで揚げパンをみつけると、袋を用意しなきゃという気持ちと、袋ごと、一緒に食べたい人に分けてあげたい気持ちになる。

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