LINEギフト、というものをご存知だろうか。LINEを使って、ギフト券やプレゼントを贈ることができるサービスである。
新型コロナや、友人が転勤をして、もはやどこに住んでいるのか把握しきれなくなった昨今、よく利用している。最も使用するシチュエーションとしては、仲はいいけど、会うには遠いし、実体のあるブツを渡すのはやや申し訳ない友人が誕生日を迎えたときである。事前に何等かの決済手段またはチャージをしていれば、ギフトカードやプレゼントを贈ることができる。ちなみに、良く送るのはスタバのチケットである。だって、みんなスタバ好きそうじゃない?
これまで、基本ギフトを送る側だったが、今年の誕生日、ついにギフトを受け取る側になった。思っていた以上に便利だったし、ああ、私にギフトを送られた人はこうやって使ったのかあと、普段見えない側を覗いた気分がして楽しかった。
今回は、ギフトカードではなく、プレゼントそのものをもらう方式だった。相手がギフトを選択・支払い済みなので、私はLINEの通知に従って送付先(自分の住所)だけ入力すれば手配完了。後日、焼きティラミスがうちに届いた。
これ、プレゼントを贈る側も、ブツを買ったり発想したりする手間がないので、非常に楽である。贈る側と贈られる側、両方やってみてあらためてその便利さを実感した。もちろん、このプレゼントのおれいを口実に、直接会う約束を、後日、都合のいいタイミングでとりつけたっていいわけで、対面でのプレゼントを排除するものでもない。
便利な時代になったなあと思いつつ、次も来る友人の誕生日のために、LINE Payにチャージをするのだった。