キャラクターグッズを使っていると「なんだか意外」といわれることがある。職場や友人(親友以外)など周りの人から見ると、自分は仕事人間で、キャラクターグッズにお金を投じる人間には見えていないということだろうか。
私は、カナヘイさんやナガノさんをはじめとしたクリエイターさんの作品が大好きで、SNSのフォローはもちろん、書籍やグッズも購入する。ナガノさんについては、最近ちいかわ(なんかちいさくてかわいいやつ)がTVアニメ化され、知名度もかなり高まっているのが嬉しい。
なぜこれらのキャラクターが好きなのかという個別の説明は省くが、なんとなく自分の好きなものをみていくと、シンプルでかわいいのに、変にリアル(褒めている)ところがあるキャラクターが好きらしい。変にリアルというのは、ただかわいくて人間の世界なんて知らないわ、という世界観ではなく、労働や苦労、キャラクター自身の不器用さなどもちょっとあると、親近感がわくわけでもないが、なぜか好きになってしまう。うーん、その話をすることでストーリー性が生まれるから、そのストーリーに惹かれるのだろうか。いまだによくわからない。
でも、毎日頑張って仕事をして、ちょっとカリカリムードになってしまった時や、いつまでたっても緊張の糸がほどけないときに、そのキャラクターをみると、肩肘や頬が緩むような気がする。そして、時にはキャラクターたちが食べていたものや、やっていたことをまねして、リラックスしてみる。
キャラクターグッズを使うなんて意外、といわれるが、バリバリ仕事をした後に、リラックスして気分転換をするために、キャラクターグッズが私には重要なのだ。モチベではなく切り替えのために、今日も私はキャラクターグッズを鞄やスマホの画像フォルダに忍ばせて家を出る。