ジンギスカン
家の近くにジンギスカン店がオープンしたので、ハウスメイトといってきた。
ジンギスカンというか、羊肉はさほど好きではないのだが、すごく綺麗な見た目で気になるお店だったし、何よりハウスメイトと一緒に行くことが楽しいのだということで、食事そのものにはさほど期待を抱かずに出かけた。
店に入ると、店員さんがカバンと上着にかけるためのビニール袋をくれる。それだけ匂いがすごいということなのだろう。実際、店内に入った瞬間に、ものすごい「焼肉!」という香りがしたし、なんなら視界も少し白く濁った気がした。
肉と野菜を注文してしばし待つと、ジンギスカン用の例のフォルムの鍋が登場した。鉄板には脂を乗せてあり、これがチロチロ落ちてくるのである。見ているだけで食欲が増す。
これに肉と野菜をのせて、特製のタレをつけて食べる。
中はジューシー、羊の臭みは全くない。むしろ、羊の風味がタレによって活かされていてとても美味しかった。白米が進む、進む。
これ、羊肉苦手な人の記憶を、時を遡ってこの店のジンギスカンを「人生で初めて食べた羊肉料理」に改変したら、きっと羊肉って美味しいものだと今後の人生で思い続けるんじゃなかろうか…そう思うくらい美味しかった。
ちなみに、たらふくお肉と野菜を食べた後は、シメにつけ麺を食べる。つけだれは、ジンギスカンのタレに、粗挽きコショウとほうじ茶を入れたものだ。なんとも言い難い味なのだが、これが麺によくあって、ちゅるちゅると完食してしまった。
お会計は1人3000〜4000円ほど。たらふくジンギスカンを食べて、お酒も飲んで、シメまで食べてこの値段はかなりお得である。大満足だ。
ちなみに、本来なら、タレをつけて焼いた肉の写真を載せるべきなのだが、これ以降食べることに夢中で、また脂が飛ぶのでスマホをポケットにしまってしまったことも相待って、一枚も写真を撮らなかった。残っているのは記憶と、味だけ。まあ、写真が必要になったらまた行けばいいよね!