新型コロナ発症から4日目にして発熱外来を受診することができた。まあ、発熱外来受診までは「コロナ仮」という状態だったのだが…。
ここのところ感染者が急増しているとニュースで聞いていたが、わが身のこととなって、医療の逼迫を痛感した。
発熱外来予約までのあれこれはこちら↓
発熱外来に受診すると、当たり前だが症状のことを色々聞かれる。そこで、発熱外来に行く前に整理しておいてよかったこと、実際に聞かれたことなどを、一個人の経験ではあるがここにまとめておきたい。
体温と症状をメモしておく
発熱外来の受診の時、これが一番役に立った。発熱をした日に、母から、病状をメモしておくようにアドバイスがあった。熱が収まってからいろいろメモをとっておいたので、いつからどんな症状が出たか、問診票記入の際に迷わず済んだ。
具体的には、以下のメモが役に立った。
- 検温記録:基礎体温を測る習慣があったのが幸いした。生理管理アプリを見れば熱の推移も一目瞭然。ただ、基礎体温は寝起きの体温しか測らない。寝起き以外でも熱が出たと感じたら、検温をしてメモをするといい。問診では、その日の最高体温(=熱が一番高かったタイミング)を聞かれた。
- 各症状の時期と重さ:どの症状がいつから出始めたか、メモしておくといい。悪寒、関節痛、咳、のどの痛み、頭痛、発熱、鼻水、味覚障害、嗅覚障害、食欲不振など。発症から時間がたつにつれて症状が変化したので、ずっと同じ症状が続くわけではないのだと実感した。また、これに基づいて処方箋も出していただけた。私の場合は発熱外来受診時点で、もう熱はなかったので、解熱剤は処方せず、咳と痰、のどの薬だけいただいた。
現金はある程度持っておく
発熱外来はクレジットカードが使えないので、現金が必要となる。この体調でATMを使うのはやめたほうが良い(というか、そもそも熱出てたら病院以外の建物に入れない可能性大)ため、現金は持っておいた方が得策。家族がいればその人に両替してもらうとかできるだろうけど。私の場合は、5000円あれば新札と処方箋の両方払ってもおつりが来たなという感じ。
おくすり手帳の電子化
3月におなかを壊して処方箋を頂いた際に、おくすり手帳を電子化していた。私はアレルギーはないが、初めてかかる病院と薬局での処方となったため、これがあった方がお互い安心だろうなと感じた。
あと、熱が出た状態でおくすり手帳をさがすのはしんどいので、スマホで完結するよう電子化しておくのは省エネの観点でもよいことかと。ちなみに使用しているサービスは「つながる薬局」。
こうして、滞りなく問診票に記入をし、血液検査の結果をふまえてPCR検査を実施してもらった。診察はスピーディーで先生も親切、ありがたかった。
鼻奥に綿棒突っ込んでぐりぐりするのは、においも感覚も不快だったけど仕方ない。新型コロナ感染疑惑がかかった時点で、綿棒をつっこまれる覚悟は決めておくしかない(最近は唾液でやるところもあるようですが)。
そして、薬局で薬をもらい、家で寝たり動画を見たり、ご飯を食べて薬を飲んだりして待つこと6時間、病院から「陽性です」との電話を頂き、やっぱりね、とあったのであった。