カップラーメン
先日キャンプに行った際、うっかり昼食の材料を持参し忘れてしまった。
正確にいうと、買ってはいたのだが、当日に冷蔵庫から保冷バッグに移すのを忘れていたのである。昼飯がないと元気が出ないし、暑さにやられてしまうので、若干割高ではあるがキャンプサイトで販売されているカップ麺を購入した。
実は私は、キャンプ場でカップ麺を食べるのはこの時が初めてだった。以前、別ののキャンプに行った際に、メンバーが食べていて美味しそうだなと思ったものの、私は直後に車に乗るかもという方でカップラーメンどころか固形物を食べることができなかった。一度機を逸してしまったが、この度、晴れてキャンプ場カップラーメンデビューである。
お湯を注いで、自然の中で3分ほど待ったのち、開封。キャンプ場は暑かったが、汗で体内の塩分も流れ出てしまっていたため、しょっぱみがありがたい。
湯気のせいか汗のせいかわからないが、額がじんわりしていることを感じつつ、麺をハフハフズルズルといただいた。
自分の部屋で1人で食べたら何も感じない(注)カップラーメンなのに、外で食ベルと何でこんなに美味しく感じるのだろうと不思議に思いつつ、気づいたらぺろりと平らげてしまった。
注:食べている時は何も感じないが、食べ終わってから時々罪悪感を感じることはある。
そりゃ、ホテルのビュッフェや、ええところのお弁当も美味しいのだけど。それでも、このキャンプサイト(入場料数百円)では、目の前の自然と高揚感をスパイスにしながら、これまた数百円のカップラーメンを啜る方が断然合う。
料理は誰と食べるかが大事ともいうが、どこで何を見ながら食べるかもまた大事であり、場所と雰囲気がスパイスにもなるんだろうな…
などと、事後的に考えたのであった。
次、暑い時に食べるなら、味噌よりは塩味のカップ麺がいいかなと思うけど(食後の水の消費が激しかった)。
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